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2024.09.14
【企画展】八女の天象儀展10/7~12/1
ドイツで近代的なプラネタリウムが誕生し100周年。
プラネタリウムの歴史を振り返るとともに、八女市上陽町に残る63年前の学習型「天体投映機」や、星の文化館の初代デジタルプラネタリウム、現代の家庭用プラネタリウムを展示。
より「本物の星空」を目指す現代のプラネタリウム。
「本物の星空」を望む星野村・星の文化館に何ができるのでしょうか。
私達が目指す「DarkSky 星空保護地区®」認定への取り組みや、「光害(ひかりがい)」についても紹介します。
【期間】
令和6年10月7日(土)~12月1日(日)
【料金】入館料が必要となります。
大人500円、小学生300円、幼児100円
天体投映機「学習型 E-1型」
1954年(昭和29年)の理科教育振興法の施行により、全国の小中学校に天体望遠鏡や理科機器が数多く納入されるようになりました。天体投映機もその中の一つです。
この天体投映機は、球体の中心に点光源ランプを配置し、球体に星に相当する穴を開けることで投映するピンホール式の天体投映機です。
今回展示の天体投映機は、旧東山小学校(上陽町)にて昭和37年から使用されていた機体になります。
閉校後、ふるさとわらべ館(上陽町)にて展示していましたが、施設備品等の整理のため星の文化館が譲り受けました。
状態が悪く、欠損する部品が多いものの、投映機本体を修復し光源ランプの点灯は可能になりました。